今回は『財務スキル』の続き
PL?BS?って聞いて逃げないでください。
大したことないので、最後まで見れば
10分で理解できます。
自分の周りではここ最近
新しく事業始めた、副業やっている
っていう人は自分の周りには結構います。
でもPL(損益計算書)つけている人は
ほとんどいない印象があります。
ここがないと必ず
成功はない
と思って下さい。
これをつけていくとどうしていけばいいか
投資など戦略も立てられます。
全く難しくないので今からできるのですぐにやっていきましょう。
こんな人にオススメ
・これから事業をやりたい
・今現在副業をやっている
・PLについて知りたい
この記事を読めば
・PLがわかる
・利益の種類がわかる
・投資に役立つPLの見方がわかる
覚えることはこの二つ
損益計算書(PL)
一定期間の経営の成績表(利益)になっています。
簡単にいうと、
・1年間でいくら利益(儲け)を出したか
これを理解できる表になっています。
詳しい、表の読み取り方は後述していきます。
PLを理解すると投資もできるようになる。
分かるようになると、
自分の経営と投資にも大きくつなげる事ができます。
賃借対象表(BS)
一時点の財政状態の指標
①期末時点で会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す
古着販売のPLはどれでしょうか?
少し考えてみて下さい。
では早速本題に入ります。
損益計算書の仕組み
(売上高+営業外収益+特別利益)
−(売上原価+販管費+営業外費+特別損失+法人税など)
=当期純利益
・簡単に言うと
➡︎『収益−費用=利益』
でも利益にはいろんな種類があってややこしいんです。
それを今から解説していきます。
損益計算書には、主に5つの利益があります。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期純利益
・当期純利益
売上総利益
『売上総利益=売上高−売上原価』
・古着販売の売上が、4000万円
・古着仕入れ年間の原価が、2000万円
・決算時の売上総利益
➡︎4000万円−2000万円=『2000万円』
営業利益
売上総利益から販売費と販管費(一般管理費)を差し引いて算出したものです。
『営業利益=売上総利益−販管費(販売費と一般管理費)』
・販売費・・・販売手数料や梱包資材など
・一般管理費・・・間接部門の人件費、減価償却費、租税公課、接待交際費、旅費交通費、貸借費、水道光熱費など
・売上総利益が、2000万円
・人件費、家賃梱包、送料など年間の費用が、700万円
・決算時の営業利益
➡︎2000万円−700万円=『1300万円』
経常利益
『経常利益=営業利益+営業外損益(営業外収益−営業外費用)』
よくわからないですよね。
要するに毎月継続的に発生する利益のことです。
・営業利益が、1300万円
・イベント事業の費用(営業外損益)が、+50万円
・決算時の経常利益
➡︎1300万円+50万円=『1350万円』
税引前当期純利益
『税引前当期純利益=経常利益+特別損益(特別利益−特別損失)』
・経常利益が、1350万円
・故障、改装などの費用(特別損益)が、−650万円
・決算時の税引前当期純利益
➡︎1350万円−650万円=『700万円』
当期純利益
『当期純利益=税引前当期純利益−税金(法人税等)』
・税引前当期純利益が、700万円
・法人税などの税金が、140万円
・決算時の当期純利益
➡︎700万円−140万円=『560万円』
PLの見方の流れ
オンライン古着屋の例
売上高4000万円①
売上原価2000万円②
①ー②円=2000万③→売上純利益
700万円④人件費、手数料
③ー④=1300万円⑤→営業利益
+50万円 ⑥イベント収益
⑤+⑥=1350万円 ⑦→ 経常利益
⑧特別損益 店舗改修 −650万
⑦ー⑧=700万 ⑨→税引前当期純利益
⑩法人税など −140万
⑨ー⑩= 560万 11→当期純利益
まとめ
ここまでをまとめると
このような形になります。
↓
結局めちゃくちゃシンプルにすると
「収益」ー「費用」=「利益」
になります。
では最後にもう一度考えてみて下さい。
・古着の原価は安い(売上原価は安い?)
・広告はなくオンライン(販管費低い?)
・利益率は高い
正解は
①でした。
やはりオンラインで行うものなので
利益率は高い、また古着なので仕入れも安い
②は資生堂
大女優も使っているため
販管費が高い
③はチケットぴあ
チケット転売なので販売管理は安い
こうみると
経営業態でなんとなく
分かってきます。
今回の損益計算書(P/L)を知ることができると、企業の財務状況を見ることができるようになります。
もう一度いいますが
投資や起業をする際にはこの見方ができなければ、
絶対に成功できません。
一度考えて作ってみるといいと思います。