今日もしっかりとインプットしていきましょう!!
企画設計スキル(事業計画)
今回は企画設計スキルです。
今まではロジカルに考えていくことがメインでしたが
今回から資料制作、考えを人に伝えるための
提案向け資料を作成しますが、ここでも『フレームワーク』が重要になります。
会社で作成する資料として大きく分けて、下記3点があると思います。
3点のうち今回は、
より効果的なクライアントへの提案資料を解説していきます。
提案書の作成の流れ
今回は例として
ある〇〇会社での提案書で
〇〇株式会社へマーケティングの提案をしたとします。
流れとしては
「目次」→「結論」→「課題を定義」→「解決するためのスケジュール」
「課題ごとの解決策」→「結論」を繰す。
最後に「コストを提案」→「見積もり」です。
以前「伝えるスキル」の講義で説明したように、
「事前調査」、「営業姿勢」、「ヒアリング」が大事になってく
それらができている前提で「提案」して、
「制約」、「契約」の流れになっていきます。
提案資料には目次を入れる
資料のフォーマットで大事なのは、
今目次のどの部分を説明しているかが分かるように、
そのページに記載する。
今、自分が話しているところと、クライアントが見ているページが
異なったりする事を防ぐ為です。
課題の定義にはSPINの法則
課題の定義をする時は、「SPIN」の法則が使えます。
SPINの法則は以前の伝えるスキルで
ヒアリングに使う法則と説明しましたが、
クライアントに課題を認識させるという意味では同じです。
例えば
S 状況の定義
現状を整理する
P 問題の定義
「御社の課題は3つだと想定しています。1つ目は○○~…。」
I 誇示の定義。このままだとどの様なリスクがあるかを提示しましょう。
「例えばこれを放置していると○○になる」多大な損失があります。
N 解決させる定義
「このような課題に対しての改善策を次のプレゼンで提案します。
ここまでで課題の認識に相違はありませんか?」
このようにフレームワークに当てはめることで、お客様が問題を認識します。
課題解決のスケジュール
ここはシンプルです。
課題解決までのスケジュールを示しましょう。
お客様へ提案するのは「改善」です。
改善への具体的なイメージや期間を示すことで、
提案の説得力を高めることができます。
例えば
受け皿の構築では
海外では主流のSNS媒体を活用している
マーケティング分野ですが、日本ではほとんど企業が
HPばかりで、SNS媒体を活用することができていません。
そのため、まずは自社のSNSページにきた際に
しっかりと投稿をしてある状態にすることが必要です。
しっかりとブランディングを意識した
SNSアカウント構築を行います。
認知の拡大については
実際にどんな方法で認知を拡大するかを伝えます。
例えば
〇〇会社 × キャンプ好きインスタグラマー
多くの人からキャンプ場でのライフスタイルの参考とされている
インスタグラマー達を起用してキャンプイベント企画を実施
身近に感じる人を採用して、みている人に
ペルソナに刺さる情報を
発信することをしていきます。
最終的にインスタグラマーが写った写真や
アカウントをHPに起用して、そのインスタグラマーに興味を持った
ターゲット層を企業、イベントに興味を持たせるように誘導します。
発信力を持った媒体(受け皿)で一気に拡散し、
未開拓層のファンを獲得していきます。
結論
上記のような施作をすることで
今後の未来的にどうなるかということを説明していきます。
コスト提案
『Viewコスト比較』
広告宣伝費は、広告を出した媒体によって
一回見られたら発生するコストが違います。
ポスティング、チラシ、雑誌など色々な媒体がありますが
その媒体ごとに『Viewコスト』を算出して
自社が提案する企画の『Viewコスト』と比較します。
見積もり
最後に、こちらの提案する内容について発生する費用などを計算してお見積もりとなります。
細かく費用を提示することで、
不要な費用を削除して
ディスカウントにつなげることも可能とします。
まとめ
今回はクライアント向けの提案資料の例で考えていきましたが
また次回投資家提案資料を提示していきます。
- 【企画設計スキル】とは論理的に考えたことを資料に落とし込んでいく設計作成スキルのこと
- 資料はフレームワークに沿って作成
- 時間をかけないで作成する
- 目次➤結論➤課題の定義➤課題解決のスケジュール➤課題毎の解決提案➤結論➤コスト提案➤お見積り
- 結論2回説明